ランナーは貧血に注意

週末に献血に行ったら8月同様の時と同様ヘモグロビン値が低いため断られた。前回は12g/dl前半、今回は11.7で男性標準値13.3〜17.4にくらべて低く、問診の医師からは「これじゃ記録でないよ」とおどさた。


ヘモグロビンは血液中で酸素運搬を担う赤血球の主成分で、主に鉄からできている。ヘモグロビンが減って酸素を身体に行き渡らせる機能が低下すれば、疲労も蓄積され、回復も遅くなり、いわゆる貧血になる。


最近ときどきめまいがすることもあったので、念のため内科に行ってきた。


内科でこの検査結果とこれまでのスポーツ暦を説明し、尿や便からの出血はないかなどの質問に答えると、このヘモグロビン値の低さの原因は鉄欠乏性貧血だろうと診断された。少なくとも13はないとランナーとしては辛いらしい。


鉄欠乏性の貧血は長距離ランナーに多いそうで、発汗による鉄分の損失や、走ることによる衝撃で赤血球が破壊されることにより引き起こされ、それが血液中のヘモグロビン値として現れる。


対策として、鉄を含んだ増血剤フェロミア錠50mg(鉄50mg)を1か月分処方された。1ヶ月間飲み続けた後、ふたたび血液検査をしましょうということになった。


ランナーで最近調子が悪いと思ったら、貧血を疑ってみること、献血に行って見ることをお勧めします。


●貧血について参考になるサイト:
http://www.mental-tr.com/eiyouindex.html
http://www.logical-running.com/archives/2005/06/post_25.html

フェロミアについて参考になるサイト:
http://www.qlife.jp/meds/rx9759.html